注文住宅にはなぜ断熱性が必要?断熱性の基礎知識を知っておこう!

公開日:2022/02/15

住宅関連の用語でよく目にする「断熱性」という言葉。ただ家の中を暖かく保つための性能のことだけを指していると思いがちですが、実はそれだけではなく、家のさまざまな部分に影響があるものなのです。今回は、注文住宅を建てる際になぜ断熱性を重視する必要があるのか?という点を中心に、断熱性について基礎から詳しく解説します。

断熱性にこだわるべき理由

断熱性とは、一言でいうと熱の通しにくさのことです。冬は暖かく、夏は涼しく過ごすために必要な性能、つまり快適な家には欠かせないものといえます。では、なぜ断熱性にこだわるべきなのかというと、主に下記のような理由が上げられます。

心地よい室内環境作り

断熱性の高い家であればあるほど、外気温に影響されずに心地よい室内環境で暮らすことができるでしょう。断熱性が低いと、室内の気温も外気温に影響されて上下することになり、極端にいうと冬は寒く夏は暑い家になってしまいます。

注文住宅を建てる際、どうしてもデザインや間取りなど目に見える部分のこだわりに力を注いでしまいがちですが、室内環境というものは決して蔑ろにはできません。どんなに理想通りの内装や間取りでも、寒かったり暑かったりするのはなかなか我慢できないものです。せっかくこだわって注文住宅を建てるので、家族全員が心地よく、そしてできるだけ長く過ごせる環境であることはとても大切ですよね。

省エネ効果

断熱性が高い、つまり熱を通しにくい家であれば、必然的に省エネ効果が高くなります。外の暑さや寒さを室内に通さないということなので、冷房や暖房に消費するエネルギーを減らすことができるからです。電気代を抑えることができるというのはもちろんのこと、大きな視点で見ると二酸化炭素の排出量を削減していることになり、地球温暖化を防ぐことにもつながります。

家の寿命が長くなる

断熱性が高ければ、家の中に結露が発生しにくくなります。結露はつまり湿気なので、木材を使用している住宅には大敵です。結露を原因としてカビや木材の腐朽が発生し、それをそのまま長期間放置してしまうと、家の傷みが加速してしまうからです。結露の発生を抑えるということは、そのまま家を守り、家の健康寿命を延ばす効果があるともいえます。

断熱材の種類

では、注文住宅に使用する断熱材にはどのようなものがあるのでしょうか。

繊維系断熱材

繊維系断熱材は、使用される素材によって無機質系と木質繊維系の2つに大別されます。

無機質系にはグラスウールと呼ばれるガラスを細い繊維状に加工したものと、ロックウールという鉱物を高温で溶かして繊維状にしたものがあります。どちらも住宅のほとんどすべての場所に使用でき、火事にも強いという特徴があるようです。また吸音性や耐久性も高く、多くの住宅で採用されている断熱材です。

木質繊維系には古紙などの木質繊維を加工したセルローズファイバーというものと、木材のチップを加工したインシュレーションボードというものがあります。エコで高性能な断熱材ですが、施工に手間がかかるのがデメリットです。

天然素材系断熱材

天然素材系断熱材は羊毛断熱材と炭化コルクが代表的です。どちらも自然素材を利用しており、環境にも人にも優しい素材ですが、コストが高くなる傾向にあります。

発泡プラスチック系断熱材

発泡プラスチック系断熱材には主に4種類あります。1つ目は押出発泡ポリスチレンで、ポリスチレンの樹脂に発泡剤を加え、押し出すことで成形された断熱材です。2つ目はビーズ法ポリスチレンで、私たちの身近にある発砲スチロールにあたります。

3つ目はウレタンフォームで、ポリウレタン樹脂を主とするスポンジ状の断熱材です。4つ目はフェノールフォームで、フェノール樹脂を主原料にした断熱材です。いずれも軽量で断熱性能も優れていますが、天然素材系断熱材と同じくコストが高くなることがデメリットとなります。

断熱性と気密性の関係

快適な室内環境を語るうえで断熱性とセットで考えなければならないのが気密性です。気密性とはつまり、隙間をなくして外と内の空気の出入りをできるだけ少なくする性能のことです。

どれだけ断熱材で断熱性を高めようとしても、気密性が低くては空気が出たり入ったりすることになり高い断熱効果が見込めません。気密性が高ければ、断熱材の効果を最大限高めることができるうえ、省エネで光熱費を抑えることができる住宅になります

また、気密性が高いと換気の際に効率よく空気を排出でき、家の中の空気をクリーンに保つこともできます。このように、断熱性と気密性は住宅においてお互いに重要な関係となっているのです。

 

注文住宅を建てるうえで断熱性がとても重要なものであるということが理解していただけたでしょうか?心地よい室内環境は断熱性を高めることで初めて完成します。また、断熱性と同時に住宅の気密性を高めることで、外気温に影響されにくく省エネ効率のいい家を建てることができます。

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